学生時代は10年間野球に打ち込み、高校では選手兼学生コーチとして、チーム全体を見ながらプレーをしていました。その経験から就職活動では「年次に関わらず裁量権を持ち、自身の成長とともにチーム全体の成長に貢献できる環境」を軸に、企業を見ていました。
最終的にはSaaS、人材系ベンチャー等4社から内定をいただく中で、ユーザーローカルを選んだ理由は「圧倒的成長」と「お客様との距離」です。当社は1年目から法人営業として顧客課題を解決することで企業の成長に貢献できることに魅力を感じました。
入社後は研修、IS(インサイドセールス)を経て、現在はAIで問い合わせ対応を自動化する「サポートチャットボット」、企業独自の生成AI環境構築を支援する「ユーザーローカル ChatAI」の新規契約獲得を目指すFS(フィールドセールス)のチームで働いています。
最先端のAIを活用した当社の製品は注目度が高く、お客様から「AIを活用して業務を効率化したいのですが」等とご相談をいただける機会も多く、企業のDXに向けた提案ができることはやりがいの一つです。
私もそうでしたが学生から社会人になる過程で期待がある一方、不安もあるものではないでしょうか。その点、研修制度が充実していることは、ユーザーローカルの魅力でもあります。他社では新入社員研修を人事担当が担うことも多いと思いますが、当社では入社直後から現場経験豊富なビジネス職のリーダーが教育担当として手取り足取り教えてくれます。基本的なビジネスマナーの習得や製品理解はもちろん、実践を想定した商談ロープレの機会等が多くあったため、ビジネスパーソンとしてのよいスタートダッシュが切れました。
研修後、先輩にフォローしていただきながら、お客様から初の新規契約を獲得できた時は非常に嬉しかったですね。2年目からは、徐々に1人で商談に取り組むようになり、1人で新規契約を獲得できるようになったことは成長を感じる点です。
また2年目に、業界ごとのビジネスモデルや課題を学べる業界研修があることも商談で役立っています。一例を挙げますと「メーカーではブランド価値が重要になる」という研修内容を踏まえて、菓子メーカーのHPに「サポートチャットボット」を導入する際、「ブランド力を高めるために、お客様の質問に対して商品をレコメンドする機能を入れませんか」と提案しました。
提案を採用いただき、導入した結果、「HPで商品を探しているお客様からチャットボットのレコメンド機能は好評です」と、メーカー担当者の方にも喜んでいただくことができ、継続利用につながっています。
生成AIがビジネス変革のキーワードとなる中、2023年にリリースされたのが「ユーザーローカル ChatAI」です。開発初期から当製品のチームに参加していますが、新しいジャンルの製品であることから、営業活動も手探りの状態からスタートしました。
新しいジャンルの製品であるため、展示会等では「AIや生成AIを活用してみたい」という相談をいただく一方、「どう活用すべきかが分からない」というお客様が多い状況でした。現状の課題を認識されていない企業様の場合、製品の機能を紹介しても「なるほど」というリアクションで終わってしまいます。
そこで、お客様の日常業務についてヒアリングし、例えば「ミーティングの議事録作成に4、5時間かかっている」というお話に対して、「ChatAIの活用で会議の文字起こしを大幅に効率化できます」という提案をしていくことで、ご契約いただくことができるようになっていきました。
「Iさんのおかげで議事録の作成業務が楽になりました。ぜひ他の製品も紹介してください!」と、当社製品のファンになっていただくことができ、実際に「サポートチャットボット」の新規契約にもつなげることができました。今後もお客様が認識されていない課題を発見し、提案を通して業務効率化に貢献していきたいと思います。