大学の授業でプログラミングを始めて、新しいものを創れるのは面白いなと感じ、エンジニア志望に。ユーザーローカルを知ったきっかけは、求人サイトの逆スカウトでしたが「柱となる自社製品が複数あること」と、「実績豊富な先輩がいて、スキルを伸ばせる環境があること」に魅力を感じて入社を決めました。
ユーザーローカルに入って良かったと思うのは、年次が浅くても挑戦できるチャンスがあることです。入社1年目の研修で、同期とともにアイデアを出して開発したカンニング抑止AIが、実際に世に出た時は嬉しかったですね。
画像認識ツールを活用して、オンライン試験で画面以外の方向を見ていないか監視するのが主な機能でしたが、社外コンペで受賞して「替え玉受験防止AI カンニング抑止AI」としてリリースされたのです。
学生時代に学んだスキルを活かしながら、世の中で多くの人が触れるサービス開発に取り組むことができたことは、社会人としての自信につながりました。
【替え玉受験防止AI・カンニング抑止AI】
https://ai-proctor.userlocal.jp/
ユーザーローカルの開発部では大きく分けて、チャットボットなど既存製品の新機能開発やバージョンアップに携わるプロジェクトと、新しい分野の開発に取り組むプロジェクトがあります。私は「幅広い分野の開発を通してスキルを伸ばしたい」という考えから、両方を経験させていただいていますが、その中で印象に残っているのは手書きOCRの開発です。
2021年当時、プリントされた文字を読み取るOCRはメジャーでしたが、手書きの文字を読み取るOCRはまだ途上という状況でした。そこで、「進化してきた画像認識AIを活用して手書きOCRをつくってみたい」と提案して、チームを組んで開発をスタートしたのです。
後輩3名と4名体制のチームで3カ月ほどかけてアプリケーションを開発し、「無料手書きOCR」としてリリース。実際に多くの皆さんに使っていただく中で、感謝の言葉やカスタマイズ相談など、多くの反響を得ることができました。
現状は無料サービスですので、直接会社の利益にはなりませんが、「面白いアイデアや先進的な技術を持つ企業」というユーザーニーズを探るために無料で出している方針から、自由な発想を活かして開発に取り組める環境がある点には感謝しています。
【無料手書きOCR】
https://ai-ocr.userlocal.jp/
先ほど話した「無料手書きOCR」の開発は、伊藤社長と「最近、手書きの文字認識もできるようになってきていますよね」といった雑談から、「うちでも作ってみようか」という流れになり、チームを組んで進めていったものです。
開発部は人数が多くないこともあり、社長やCTOである三上さんと社員の距離が近いこともユーザーローカルの特徴です。気軽に話せる雰囲気があるため、アイデアを開発につなげやすいとともに、居心地の良さにもつながっています。一人で黙々と開発するより、みんなで楽しく会話をしながら、チームでモノづくりをしていきたい人に当社は向いていると思います。
新規サービスの開発はうまくいくこともあれば、失敗することもありますが、「失敗を活かして新しい挑戦をしていこう」という文化がありますので、とことん開発に取り組みたいと言う人は、まずは気軽に話を聞いて欲しいですね。
アウトドアが趣味なので、山梨や千葉でキャンプをしています。帰りに露天風呂に入るのも楽しみですね。
エントリー受付中