SaaS業界でよく言われる「The Model」ですが、ユーザーローカルでは数年かけて一通り経験することで、新卒の皆さんでもバランスよく能力が高いビジネスパーソンに成長できると考えています。
一般的な「The Model」にユーザーローカル独自の解釈を加えて、キャリアステップとして取り入れています。
入社後の研修では、数ヶ月間にわたり、各製品の基礎知識や法人営業、システムの基礎、インサイドセールス(IS)の研修を行います。
入社研修後は、特定製品のフィールドセールス(FS)に配属されます。ユーザーローカルの製品は、どの業界でも使用でき、日本を代表する大企業から小規模の企業まで活用されています。FSでは、お客様のさまざまな業務に即した提案ができることが大きなやりがいです。一方で、ビジネス経験が浅い時期に、さまざまな業界や企業規模のお客様と対峙するのは難しいことでもあります。その際に重要なのがお客様の業界に対する一定の理解です。例えば、EC業界には、プラットフォーム展開企業や、実店舗を中心に展開している小売企業がバーチャル店舗としてECを活用しているケース、メーカーが直販でEC展開しているケースなど、さまざまなケースがあります。これを網羅的に理解し、お客様の事情に合った製品の提案ができるようになります。
当社では業界研修と名付け、入社2年目に数ヶ月かけて大量の業界情報をインプットし、実際の提案に活かすためのロールプレイングを行うことが毎年恒例の行事になっています。
3年目から6年目では、フィールドセールス(FS)で一定の成果を残した方が、次のステップとして既存顧客のカスタマーサクセス(CS)を担当し、日本を代表するような大企業のお客様に対してより深い提案を行います。
デジタルマーケティング領域では、PV(ページビュー)が月間数千万から数億PVもあるウェブサイトの分析から改善、SNSフォロワーが数百万人といった社会的影響力のあるアカウントの投稿内容やキャンペーンの提案・分析に関わります。
AI分野では、従業員が数万人規模の大企業の生成AI活用やチャットボットを使った社内システム構築を支援し、顧客企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)の成功を支えることで大きな達成感を得ることができます。
どちらの領域も簡単な仕事ではありませんが、当社のCSでは、SaaS企業として型にはまった提案だけでなく、顧客企業の課題に深く入り込むことでスケールの大きいビジネスを経験することが可能です。それを実現するために技術サポート、教育体制も豊富に用意しています。
各フェーズで一定の成果を残した方から順にステップアップしていく仕組みです。それぞれのフェーズにおいて、業務と並行してユーザーローカル独自の教育コンテンツを数ヶ月にわたって学習するので、独自のノウハウをバランスよく身につけ、ビジネスパーソンとして成長することができます。特にFSでの業界別研修と、その内容をさらにグレードアップしたCSのハイグロース研修は、ユーザーローカルが創業以来積み上げてきた多くの顧客の成功事例やマーケティング分析、AIのビジネス活用のノウハウが詰まった唯一無二のコンテンツです。
新卒入社から5~6年でカスタマーサクセス(CS)まで経験した方は、その後、マネージャーに昇進したり、マーケティングや人事などの専門職、新規事業担当として、能力の高いビジネスパーソンとして活躍していただきます。特にマネージャーにステップアップする人材は、ユーザーローカルが重視する5つのバリューを体現しているかどうかが重要なポイントになります。チームメンバーからフィードバックをもらい、ビジネスパーソンとしてバランスの良い人材に成長することが可能です。
※「The Model」は、SaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)ビジネスの営業活動を最適化するための方法論です。ビジネス効率を高めるために、「顧客発掘」「新規見込み客の契約締結」「既存顧客サポート、契約拡大」のように役割に分け、それぞれ専門のチームが担当します。この役割分担により、各チームが特化したスキルを活かし効率的に業務を遂行し、結果として顧客満足度と売上の向上を目指します。